一般社団法人ホワイトハンズ    



 【終了】生と性のバリアフリーフォーラム 2016
 
       〜「愛される障がい者」から「愛する障がい者」へ〜


 

 2016年5月22日(日)13時00分〜17時00分

●会場 国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟 405号室

 〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3-1 ⇒会場地図

●ゲスト 平井威さん(明星大学特任准教授)、納谷まさ子さん(結婚推進室「ぶ〜け」室長)
     松村真美さん・小西亜弥さん(社会福祉法人南高愛隣会)
     坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)
     
●参加費・・・一般 3,000円 学生・障がい当事者 2,000円 ●定員・・・
80


 フォーラムの開催趣旨


 
障がいと性(セクシュアリティ)」の問題を、みんなで当たり前に語り、

 当たり前に発信・共有することのできる、公共広場(フォーラム)をつくる




 障がいとセクシュアリティ(性・恋愛・セックス・結婚等)の問題は、
 かつて「タブー」「福祉の闇」として考えられてきました。

 70年代以降の自立生活運動、障がい者の権利擁護や就労支援の進展、差別禁止の時代の流れの中で、
 当事者や支援者の立場、NPOの活動現場や書籍・論文などを通して、徐々に語られるようになってきました。

 しかし、そうした語りの声はまだ十分とは言えません。メディアで取り上げられることはあっても、
 センセーショナルな「ネタ」としての現状描写や問題提起のみにとどまり、
 具体的な処方箋を提示する段階には至っていません。

 障害学をはじめとする学問領域や、性的支援を行うNPO、特別支援教育の現場での一定の蓄積はありますが、
 そうした蓄積は、なかなか一般の人の目に触れるまでには至っていません

 言うまでもなく、人間にとって性は当たり前の基本的欲求です。障がいの有無にかかわらず、
 私達が、毎日の生活やこれからのライフコースを考えていく上での大きな原動力、モチベーションの源泉になります。

 今必要なのは、障がいと性というテーマについて、「ネタ」でも「タブー」でもなく、
 公の場で継続的に、多くの人が「当たり前」に語り、「当たり前」に情報を発信し、
 共有できる場を創造することではないでしょうか。

 2016年4月からは、障がいのある人への不当な差別的取り扱いの禁止と合理的配慮の提供を求める
 「
障害者差別解消法」がスタートします。

 生理・恋愛・結婚・妊娠・育児など、性と生殖に関する健康・権利は、障がいのある人が生きていく上で
 最も合理的な配慮が必要な領域であるにもかかわらず、最も不当な差別的取り扱いを受けてきた領域です。

 「生と性のバリアフリーフォーラム2016」では、「ふつうの場所で、愛する人との暮らしを」をテーマに
 障がい者の結婚推進事業を行っている長崎の社会福祉法人南高愛隣会「ぶ〜け」の皆様、及び
 「ぶ〜け」と共同研究を行っている明星大学の平井威さんをお招きして、トークセッションを行います。

 これまで、障がいのある人は、性に関して無垢かつ受け身であることが求められてきました。
 そういった「愛される障がい者」から、自らの意志で主体的に性愛に関わっていく
 「愛する障がい者」へのパラダイムシフトを実現するためには、何が必要なのかを考えていきます。

 このフォーラムの場を起点にして、障がいのある人の生と性の語り方・語られ方に、
 ささやかな、しかし確実な変化の渦を巻き起こしていきましょう。

 ⇒2014年のフォーラム開催風景 ⇒2015年のフォーラム開催風景


 当日の開催風景

 開場 13時00分

 開始〜諸注意 13時15分

◆第1部 13時15分〜13時45分(30分)

 【基調講演】『セックスと障害者』出版記念講演

 発表者:坂爪真吾(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)


   


◆第2部 13時50分〜14時50分(60分)

 「ふつうの場所で、愛する人との暮らしを」 〜障がい者の結婚推進事業「ぶ〜け」の挑戦〜


 発表者:納谷まさ子さん(結婚推進室「ぶ〜け」室長)、松村真美さん・小西亜弥さん(社会福祉法人南高愛隣会)



南高愛隣会の結婚推進室「ぶ〜け」の相談風景

 
「ふつうの場所で、愛する人との暮らしを」
 
 
これは長崎県の社会福祉法人・南高愛隣会のパンフレットに書かれている言葉です。

 南高愛隣会では、知的障がいのある人が「ふつうの場所」=住み慣れた地域で
 暮らせるように、生活介護から自立訓練、就労支援や共同生活援助(グループホーム)
 などの様々なサービスを提供しています。

 そして知的障がいのある人たちの「愛する人との暮らし」を実現するために、
 ユニークな法人自主事業=障がいのある人の恋愛・婚活支援から、
 結婚生活・子育ての支援までを行う結婚推進室「ぶ〜け」の運営を行っています。

 知的障がい者のある人の結婚・子育て支援にたずさわる支援者と、
 実際に結婚生活を送っている当事者の声から、障がいのある人が
 「ふつうの場所」で「愛する人との暮らし」を送るための手がかりを考えていきます。


  


◆第3部 15時00分〜15時50分(50分)

 「知的障がい者のライフコースにおける恋愛・結婚支援の意義」


 発表者:平井威さん(明星大学特任准教授)


 平井威(ひらい・たけし)さん


 明星大学教育学部特任准教授。東京都立特別支援学校(旧養護学校)の教員として36年、
 障がいのある子どもたちの自立と社会参加を支援してきた。
 研究・活動のテーマは、知的・発達障がい児・者の生涯発達と生涯学習支援。
 
知的障がい者のライフコースにおける結婚支援の意義を明らかにするために
 「ぶ〜け」と共同研究を行っている。


  

◆第4部 16時00分〜16時40分(40分)

 「愛される障がい者」から「愛する障がい者」へのパラダイムシフトのために必要なこととは?


 ゲスト4名によるディスカッション+会場との質疑応答

  

 終了 16時40分

 

 
懇親会 17時00分〜19時00分



 参加者の感想(一部を紹介)

























「生と性のバリアフリーフォーラム」、第3回目の今年も盛況のうちに終了いたしました。

「障がい者の性」を当たり前に語ることのできる公共広場として、来年以降も引き続き継続して開催して参ります。

全国各地から参加してくださった皆様、ゲストの皆様、誠にありがとうございました!


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